ごくつぶしぶろぐ!

Gokutsubushi's Blog

2015-01-01から1年間の記事一覧

読書ノートのすすめ

本を一冊読み終わったあと、その内容をしっかり覚えていられるという人がどれだけいるだろう? 少なくとも僕は無理! 本を一読しただけじゃ弱いと言わざるを得ない。少なくとも僕はそう。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」という新書を購入して、一生懸命に…

留学終了まであと20日

12月29日に北京から東京へ帰ることになった。これで留学も終わりだ。 北京から直で東京へ帰ってもよいのだが、そうせずに韓国で10時間ほどトランジット滞在してから帰国することにした。北京でできた韓国人の友人たちが、空港に迎えに来てくれる。彼らとソウ…

二人部屋に女を連れ込みセックスするルームメイト

僕は二人部屋に住んでいるのだが、僕のルームメイト(フランス人)が部屋に中国人の女を連れ込み、僕が寝ている横でその女とセックスして、翌日の朝は二人で長時間部屋の風呂に入った。そのせいで奴とすこしつまらないいさかいを起こしてしまった。この前は韓…

首都師範大学北一部図書館の夜

現在22:15。 どうやら二階以上のフロアは22時に閉まってしまうらしく、誰もいなかった。エレベーターも止まってしまったから階段で四階まで行ったのに無駄足だった。 今日はちょっと長い時間ネットを見すぎて、よくないフラストレーションが溜まってしまった…

あと一ヶ月

あと一ヶ月で帰国する。北京でやりたいことは無限にある。できるなら本当はもっと北京に滞在して遊びたいし、勉強を続けたい。 でももう帰らなければならない。今年でもう22歳になってしまった。来年は23歳になる。23歳でまだ学生を続けるというのは僕の人生…

北京のカラオケ

中国人の女の子二人とカラオケに行ってきた。中国のカラオケボックスはなぜかは知らないけどKTVという。前に行ったときも思ったけど北京のKTVには日本語の歌がそれほど充実しているとは言えない。とはいえ外国なんだから日本語の歌が入っているだけでありが…

プログラミングと中国語

帰国を二か月後に控えて、ここ最近どうも中国語にやる気がでず、ネット上でHTMLやJavaの入門講座をみつけてはプログラミング基礎の勉強をしていた。 そんな日々が二週間ほど続き、いまやっと気づいた。 間違いだった。 いまは中国語をやるべきだ!!!!!!…

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

久しぶりに今期のアニメを見た。ガンダムと赤塚不二夫。 『鉄血のオルフェンズ』あまり面白く思えない。 主人公たちのいかにも最近のアニメらしいホモソーシャルな美少年ぶりと、軍事というシリアスな世界観とがどうにも調和していないように感じられる。こ…

東アジアの夜

日曜は授業がない。 昼過ぎに起きてシャワーを浴び、学食で遅い昼食を取った。 部屋に戻り、先日ダウンロードしたフリーゲームをプレイする。面白くなんかないけど、どうも読書や勉強をする気になれない。22歳にもなって暇つぶしに面白くもないゲームをして…

何もない国慶節

10月1日から一週間に渡る休暇が、もう終わってしまった。 ロクなこと、何もしてない。 まあ一応、中国人とイタリア人の友達と車で世界遺産の清東陵に行ったし、それ以外の日も毎日読書はしていた。だけど、全体的に言って怠惰に過ごしすぎた…。すごく後悔し…

家庭教師

6歳年上の日本人留学生に教えを請われ、中国語文法をすこしだけ教えた。 まだまだ勉強中の僕なんかに教える資格はないと思い恐縮したが、結果的にはやってよかったと思う。貴重な体験になった。相手を机の前に座らせ、僕はベッドに腰掛けて横から口を出すと…

両親と北京観光

毎日いろいろやっているような、それでいてなにもしていないような…。 午前は留学生向けの上級中国語の授業に出て、昼は基本的に韓国人と中国人との3人かそれにモンゴル人を加えたメンツで飯を食い、午後は中国人学生の授業に潜るという日常。悪くない。 た…

多言語飲み会

今日は久々に本当に楽しかった。6時前にイタリア人のダニエル、その友人のイタリア人ルカ、モンゴル人バトゥ、中国人の世明と寮のロビーで落ち合い、そのまま近所の串屋へ。ルカと日本語を喋り、ほかの3人と中国語を喋った。 ルカが本当に攻撃性のかけらもな…

新学期、軍事パレードと天津

新しい学期が始まった。 新しいクラスと新しい人間関係。新しいルームメイトはフランス人。いままでイラク、ラオス、赤道ギニアと変遷してきたけれど、今回のはなんというか変化球だ。 仲はいい。奴はヨーロッパ人のくせ英語があまり得意でなく、もちろん僕…

寧波初日

遡って寧波初日の日記から転載2015/08/2616:53 日本の子どもは小さい頃から他人に迷惑をかけないようにとしつけられるが、中国にそうした傾向はあまり見られない。パブリックな場で子どもの行動を他人に迷惑がかからないように監督してコントロールしようと…

寧波

寧波博物館を見てきた。寧波の歴史は日中交易の歴史。寧波が多くの遣唐使を受け入れ、また多くの僧侶や商人がこの地から日本へ船出したこと自体はわかっていたが、たとえば雪舟も寧波に来て水墨画を学んでいたなんてことは全く知らなかった。寧波の歴史。古…

日本のカタカナ英語は恥ずべき文化か

ビリビリ動画を見ていたら、日本のアニメに出てくるカタカナ英語を揶揄する弾幕が流れていた。 中国に限らず、日本の英語発音を奇異に思う外国人の声はふだんからよく聞こえてくる。たしかに日本語のなかの外来語はもともとの外国語とは似ても似つかないこと…

蘇州から杭州へ

蘇州滞在はあっという間に終わってしまった。宿の家族との関係が終始良好だったことがすこしうれしい。蘇州はよくヴェネチアに例えられる水の都。ヴェネチアのような瀟洒さはないが、とにかく川が多いのは確か。さらに春秋戦国時代からの歴史をもつ城壁が市…

蘇州初日

以下、今日の日記から引用。 15:30蘇州駅北出口のケンタッキーでメシ。これからバスで宿へ向かう。 蘇州駅南広場 川と城壁が市内を守っている 城門手前の像は宋代の蘇州太守、範仲淹 揚州では、あまりにも宿のテレビのアニメのラインナップが素晴らしいので…

揚州、鑑真の大明寺、アニメ

揚州の宿ではテレビがネットにつながっていて、日本のアニメが大量に見られるようになっている。きちんと版権を授与されているふうのものもあれば、見ているうちに画面左上に「金曜ロードショー」の表示が出てくるものもある。 いま、部屋に一人で、ビールを…

南京から揚州へ

終戦70周年の8月15日は、南京で迎えることになった。南京は平和だった。 以下、日記から転載。「南京は平和だ。 着いた途端ににわかに抗日のにおいが立ち昇るのでは、とどこかで思っていた自分が馬鹿らしい。百姓の暮らしぶりは北京となにも変わらない。」 (…

良い文章

良い文章を書くということについてすこし考えた。ここで言う良い文章とは、読者に筆者の意図が齟齬なく伝わる、読みやすい文章のこと。伝える内容が高度になれば、読み手がそれを完璧に受け取るのも当然難しくなる。いま僕が書いているこの文章のように簡単…

右翼になった友人の一言。

一時帰国。小学校からの友人と渋谷で飲んだ。彼はいまどき珍しい昔気質の右翼青年。そのへんのネトウヨ大学生とはモノが違う。歴史を紐解き、日本の伝統を知り、体現することを日々心がけている。 いろんな講演会、勉強会に出ていろんな人と会っている。右翼…

コミュニケーションという試練

「リア充」になりたい。人と会話をして刺激を受けて成長したい。 すでに2時を回ったが、寮のロビーにはフリーWiFiを求める留学生たちが5,6人陣取っている。僕もそのひとり。見たところアメリカ人らしき雰囲気の学生が多い。たぶん夏休みに入ってアメリカの提…

おすすめブログ紹介

言論工房 Fushino_hito フランス思想研究家西谷修の時事ブログ。 時事についてのコメント、雑誌や新聞に寄稿した記事の再録がメイン。 たった1年大学の教養科目で講義を拝聴しただけだけど、僕が最も尊敬する学者。その見識の確かさも魅力の一つだが、それ以…

村上春樹とジョジョの共有しているものについて

村上春樹が好きだ。昔から好きだったわけじゃないけど、この1年で一気にハマってしまった。今も北京で親から郵送してもらった『遠い太鼓』を読んでいる。 また荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』も好きだ。こちらは中学で第一部から読み始めて、第七部ま…

おもしろいものが見つからない

中国にはなかなかおもしろいコンテンツが見つからず、残念に思っている。いや、もちろんそれは「僕にとって」おもしろいコンテンツが、「僕には」探し当てることができていない、ということでしかないのはわかっているけれど。本当は僕が日本で愛好していた…

クラブ再襲撃

まだ耳がキーンとする。頭も痛い。 クラブってのは本当に理解しがたい文化だ。まあ僕がもともと酔いやすいから、あの種の眩暈を引き起こすけたたましい大音量や、目まぐるしい大画面に耐えることができないってだけなのかもしれないけれど。平気で朝まで踊っ…

1人がいいんだ

疲れた。 大学では日本人や中国人、留学生たちとの人間関係がいよいよ煩雑になってきた。べつになにかトラブルが起きたり、関係が悪いふうに変化したというわけじゃない。ただ単にこちらに来てから時間が経って、知り合った人々との間で当たり前に癒着が進行…

北京のコミケに行ってきたので写真だけ貼っとく

受験の話の続きはまた今度気が向いたら書きます。 もう北京に来てから一ヶ月と一週間が経過してしまった。月並みな言い方だが本当にあっという間というほかなく、この調子なら九ヵ月後の留学終了もすぐに訪れてしまうに違いないとしみじみ実感している。 い…