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Gokutsubushi's Blog

今年に限って劇場アニメが豊作なのはなぜなのか

なぜなのか。なぜ僕が1年間日本を離れる今年に限って面白そうな劇場アニメがたくさん公開されるのか。なぜなのか。

TVシリーズはいいんですよ!中国でも他の国でもほぼ100%見れますからね。むしろ日本よか権利者削除が少なくて捗るくらいですよ。ドラマだってみんな見れますよ。簡体字の字幕つきで。

 

問題は映画なんです!劇場版は劇場で見たいじゃないですか!!

それなりのいでたちをして、外に出て、電車に乗り、金を払い、映画館に入り、多くの他人たちと時間を共有するのが個人的に好きなんです。もちろん大画面と大音量も魅力です。それに映画は一時停止や巻き戻しなんて出来ませんからね。わざわざ金を払い一度限りの時間を費やしているという意識が、家で寝転がりながらアニメを鑑賞するときとは段違いの集中を可能にする。緊張感が時間を濃くする。

ここ1年だと『劇場版ペルソナ3 ep.2』『ガンダムUC ep.7』『新劇場版頭文字D Legend1』『APPLESEED α』『劇場版PSYCHO-PASS』あたりを劇場で見ましたね。どれも面白かった。個人的な好みでいえば『ペルソナ3』や『APPLESEED』はそこまでハマらなかったけれど、それでも劇場版って記憶に残るからなんというか無駄にはならない感が。外出先での短い時間の集中だから、エピソード記憶になりやすいといいましょうか。

 

まあそれはそれとして僕が見たかった作品群を紹介します。

僕の代わりに劇場へ足を運んでください。

劇場版は基本的に海外で正式配信されることがないので僕は原作者スタッフ一同に泣いて詫びながら低画質低音質の簡体字字幕がついた海賊版動画を見ることとなりそうです。

 

虐殺器官


「Project Itoh」

2015年公開。

伊藤計劃の遺作三部作の一。言葉と自由とテロリズムの話。

アメリカの特殊部隊員が主人公で紛争地域に潜入する、とだけ言うとハリウッドの凡百のアクション映画みたいですが。非常に読み応えのあるSFでした。

 

・ハーモニー

2015年公開。

伊藤計画の遺作その二。意思と自由と脳の話。

われわれはどこから来てどこへ行くのか、という哲学的問いに3人のかわいい女の子と脳科学を効果的に用いて応答してくれるライトノベル風のSF。というのはふざけすぎですが、涼宮某のパロディがあったり女の子どうしでおっぱい揉んだりサービス精神に溢れている。ここまで読みやすく哲学的な小説はなかなかないのでは。

 

屍者の帝国

2015年公開。

その三。伊藤計劃の設定を円城塔が継承した合作。

買ったのにぜんっぜん読めてない。レポート終わったら読む、と思ってもどうせ他のことで一日が終わるからまた先延ばしになるんだよなぁ…。なにかを犠牲にして読む気概を見せねばならない。つまり駄文を書く今この時間とか。

 

頭文字D Legend2 闘走

新劇場版「頭文字D」公式サイト

2015年5月23日公開。

TVシリーズから声優が一新されたせいで昔からのファンは難色を示しているそうですが原作もTVシリーズも知らない僕は第一作をとっても楽しめました。これは珍しく友達といっしょに見に行ったのですが連れも満足そうだった。

 

攻殻機動隊 新劇場版


2015年初夏公開ィィ!ちくしょォォォ!

ちくしょォォォォ!

一時帰国できるかな?(遠い目)

 

・あとドラゴンボール


劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

復活のF…いったい誰なんだ…