一社目の内々定獲得、からの哲学
人はなんのために生きているんだろう。
ほんと自分アホだと思うんだけど、就活が本格化してきたこの時期に今更こんなことを考えて思索に耽っている。いまは橋爪大三郎と大澤真幸の対談『ゆかいな仏教』を読んで仏教について考え中。僕は宗教の中では仏教というかインド思想がいちばん好きだ。
先月の4月に晴れて大学4年生になった。そして先月の半ばにまずはとあるコンサル会社に内々定を頂いた。一社目の内々定をもらうとほっとする。うれしい。
そんなふうに就活に邁進しなきゃいけない時期なんだけど、こんな時にもいつもの悪癖が出て、何も考えず就活に尽力することができていない。悪癖というのは「今やっていることの根本的な目的、意味をまず明らかにしないと作業に入れない」という20年来の性。どうしても、スーツを着たり、電車に乗ったりしているときに「あれ?俺いまなんでこの会社の説明会に行こうとしてるんだっけ?」と思ってしまって、気づいたら開始時間を過ぎていて、何もせず帰ったり、ブックオフで本を読んだりという有様。そんなだから興味のあった企業のES締め切りを何度も逃した。日本IBMとか興味あったんだけどWebテストに間に合わなかった。やれやれ。
それでいまは業界研究の本に加えて哲学や宗教の本、SFを読んで人生と就職について一日中考えている。あとプログラミングの勉強を始めた。個人のスキルとしても、現代社会について考えるツールとしても、プログラミングをかじることは悪くない。といっても何からやればいいのかわからないので、いまはもっぱらUnityでクソゲー制作に励んでいる。何か作ったら公開する。
僕はなぜ生きているんだろう。中学生のころからこんなことばかり考えている。考えてばかりでなかなか行動ができない子どもだった。でもこの分析的な性向は、ある場合には弊害をもたらすけど、たとえば就活においては説得力があり通りやすいESを書くことに貢献していると思う。おかげでまだESが落ちたことはない。とはいえ勤めはじめたらもう目的と仕事にギャップがあってもボーっとすることはできなくなるわけで・・・。
2年前に読んだウパニシャッド哲学の入門書。古いし難しいけど詳しい。
『新・女神転生』シリーズの外伝的ゲーム。テーマはインド思想×量子論。神作。ストーリー途中で終わってしまうけど、ちゃんと続編があって、そこでラストを迎える。
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小説版。全五巻。より量子論の要素が強くなった本格SF。こういうのをアニメ化すべきだと思う。ハリウッドで映画化してもいい。
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